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etoile brillante

2017.3.21 記事(番組観覧の件)追加&概要に追記 3.22(お知らせ)追加いたしました。

オトナのオトコ ~ おとぎ夜話〜特別編〜(大黒天) / 他2作 ~

少し前になりますが程嶋しづマさんご出演の舞台を観劇に。

劇団ジャングルベル・シアターさんの舞台に程嶋さんが出演されるのはこれで6回目で、近年では客演の常連となっている?程嶋さんですが、毎回、ジャングルベル・シアターさんの素敵な世界観の中、多種多様の役を演じられています。

前回の同劇団の「ヒュウガノココロ」では俳優のマネージャー(兼アイドルオタク、植物に精通)の役で、如何にも頼りない風貌や話し方、「その手の人」にありがちな雰囲気や特徴を出しつつも(普段の二枚目はどこへ!)、後半、大きく成長する姿を素晴らしい演技で描き、今までなかった役柄で、あらためて彼の役幅の広さに驚かされました。

この後は「おとぎ夜話〜特別編〜(大黒天チームにご出演されました)」のネタバレを含みますので、今後何らかの媒体で観劇のご予定がある方はご注意を。

で、先日の舞台「おとぎ夜話〜特別編〜(大黒天)」では、一つの作品で3つの話がありましたが、
病院の用務員
落武者 ※2話目
子供 ※3話目
の3役を演じていました。(上二つがメイン)

用務員(大山さん)役については、仕事はいつも「明日やりまーす!」な調子で、それより病院内の人間関係や噂の収集に精を出してて、いい加減だけど悪い人間ではなく、主人公とのやりとりを見ていると世話好きなおばちゃんぽくもあるおっちゃんで、明るい性格もそうですが、途中の某人気ドラマのモノマネも良い感じに決まって良いアクセントにコミカルであり、舞台ならではの誇張もありますが、どこか現実にいそう、職場にいそうな雰囲気があり、楽しめました。

落武者役は大山さんとはまたガラリと変えてきたなぁという印象で、ホラー作品なため、一切笑いがなく、完全シリアス、かつ男臭さが前面に出た役も珍しいです。終始精神的に追い詰められているのですが、その焦燥感がダイレクトに伝わり、観ているこちらも体力や精神力が消耗させられるほどでした。

▼▽warning!!▽▼  この後は舞台終盤・結末までのネタバレを含むため該当箇所は文字色を変えております!今後DVDなどでご覧になる予定がある方、再演の機会がある際に情報がない状態でご覧になりたい方はご注意ください!!

そして最後(最期)の場面は熱さが伝わってくるようでもあり、舞い踊るという言葉にあるように妖艶ささえ感じさせ、他の舞台で程嶋さんの役が命を落とす場面も何度か見ていますが、一番印象に残るものとなるかもしれません。

共演の國崎さんも、演技力が非常にある方なので、程嶋さんとの組み合わせを以前から見てみたかったため(舞台での共演はあれど役の上での絡みがほぼ無かったので)楽しみな要素でしたが予想通りベストマッチで最高!色々な意味で鳥肌が立ちました。黒くて怖かったなぁ…。

話の子供役でも少し。小学生くらいの年かな?これまたギャップがありましたが、悪ガキっぽさが出てて良かったです。ファンとしては一粒で三度おいしいと言うのでしょうか?改めて程嶋さんの演技力に感嘆させられました。

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今年はすでに今回含め3作の舞台に出演されていますが、演じた役は今回の子供役を除いて全て壮年期、中年期以降の男性の役を演じられていて(具体的に役の年齢などに言及があったわけではありませんが口調や演じ方からそう判断)。今までが青年役中心だったので驚きがある反面、どう演じられる、どう見せてくれるのか、という点も興味深くもありました。

※追記※ 無いかな、と思っていましたが、青年期かそれ以降か微妙なラインの役は筆者が知る限りでも割合としては少ないですが、過去にいくつかありました。

演技力のある方ですから、壮年期以降の役を演じることも容易いだろうとは思っていたものの、いざ蓋を開けてみると違和感を覚えない、というよりも想像以上の出来!

ちなみに1月の舞台では崩壊した王家の従者(微妙に違うかも、です。ただ、従者なのは間違いなく…心の俳句がスキ)の老人役、2月の舞台では歳の離れた恋人がいる映画監督役でした。

1月の役はコメディーリリーフとしての色合いが強かったですが、シリアスなストーリーの中での笑いを提供し、それでも厳しさや優しさも垣間見えるような役を。

2月の役は、舞台自体がコメディー色が強く、DV気味なような(って言っても生々しいものではないです)、でもきつ〜い反撃もされるような、束縛というよりも過保護なまでに恋人を愛しながら、映画監督として、そして年長者として、最後はアパートで起こる物語をシッカリ収束させる役を。

そして今回。

どれもそれぞれに良さが見え、そして、壮年期以降の男性の雰囲気、年長者としての威厳や経験なども感じ取ることができ、違和感なく観ることができて素晴らしく、また新しい魅力を発見することができました。

これから先も、程嶋さんがまた舞台で(もちろん声優としてもですが…)、どんな役でどんな演技を観客に見せて、魅せてくれるのか。楽しみでなりません。

※今回、同時期に上演された2つの公演とも観劇し、脚本や役者さん全てが相変わらずクオリティ高く素晴らしい舞台だったので舞台全体についても触れたい、触れるべきだと思いますが、今回は他の出演作品についても触れるため、あえて出演者の程嶋しづマさんに対する感想として書かせていただきました。ご了承ください。

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